新年明けましておめでとうございます。
今年は年頭から、自衛隊のイラク派兵、年金大改悪など、平和とくらし破壊に全力で立ち向かうことが求められています。憲法9条を投げ捨て、アメリカに追随する同盟強化が国益だとする政府・与党に対し、私たちは、憲法9条こそ、日本が世界に誇るアイデンティティーであり、この憲法の平和主義を生かすことこそ日本の何よりの「国益だ」と言うことをしっかり押さえてたたかいを進めたいと思います。今月19日から第159通常国会が開かれます。この国会では、イラク派兵とあわせ、憲法の改悪を具体的に進める「国民投票法案」が俎上に上っています。まさに、日本の平和の在り方が鋭く問われる年です。
最近、景気が上向きになってきたなどの観測が出始めています。確かに大企業は急速に業績を回復し史上最高の「利益」を出しています。しかし、業績を回復しているのは労働者を大量に減らしている大企業であり、労働者と中小企業の犠牲の上に利益を上げている結果に他なりません。経団連は露骨に春闘つぶしを進めていますが、春の賃上げ闘争は厳然として存在し、たたかう労働組合の役割はますます重要です。国民春闘の旗を高く掲げて奮闘しましょう。
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